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株式会社オリエンタル/食品包装容器及び木竹製品の製造販売

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竹集成材とは
 竹は環境保全資源です
1、なぜ今竹なのか
現代、世界的な人口爆発や大消費社会の影響で、貴重な熱帯林が毎年1200万ヘクタールもの勢いで失われているといわれています。私たちの実生活でも、少なからず地球温暖化や大気汚染などによる災害を肌に感じる時代になりました。これからの未来像を描くためには、環境配慮・リサイクル社会の視点は欠くことのできない要素になり、21世紀は、消費社会の反省の時代になるでしょう。私共も微力ながら地球の環境保護に貢献できる事業に挑戦しております。それは、竹資源の有効活用です。人類は、古来より竹を有用な生活用具材料としてきました。時代が進むにつれ、現在では、竹は建材分野などにおいて、より幅広い用途で用いられつつあります。例えば、杉は約50年の時間がかかりますが、竹は成長のスピードが早く、3~5年で成木として利用できます。地球上に有る竹資源は、1400万~2000万ヘクタールと言われており、効率的な伐採により、貴重な木材を補う代替資源になるだろうと考えております。弊社では、竹を未来への環境保全資源として位置付け、建築用材として研究開発を進め、"Neo Wood"として製品化致しました。
2、竹の強度
竹はその美しさだけでなく、とても強度が優れています。強度テスト(下記の強度比較表参照)によると孟宗竹は、通常の無垢木材、例えばヒノキと比較した場合、約1.5~2倍の強度を持っています。また、非常に弾力性があり、衝撃を吸収する能力も優れています。強さとしなやかさを兼ね備えた竹は、地震国の日本にこそ適しているといえるでしょう。さらに、耐久性にも優れ、住宅の内装・インテリア装飾材として、末長くお使い頂けます。また、発火点が高く、以外と火事にもなりにくいという利点もあります。「いい家に長く住む」というテーマにぴったり合った建材です。丈夫で長持ちは、無垢の竹フローリングの特徴で、その費用対効果の高さは抜群です。
強度比較表( 全乾平均)
項目
単位
比重
kg/cm
圧縮強さ
kg/cm
引張り強さ
kg/cm
曲げ強さ
kg/cm
せん断強さ
kg/cm
曲げヤング係数
10kg/cm
孟宗竹 0.63 780 1760 1440 170 125
ヒノキ 0.44 400 1200 750 75 90
                                            
3、人に優しい竹
独特の芳香を放つ竹には、人体に有効なテルペン成分が含まれています。
これを床や壁などお部屋の内装に使うと、森林浴ならぬ竹林浴によって、リラックス効果・精神安定作用が得られます。また、竹のポリフェノール成分による抗酸化作用で、ダニや雑菌が繁殖しにくいの で、お掃除も簡単です。毎日を本当に気持ち良く暮らすことができます。
もちろんシックハウス症候群の心配は無用です。というのも、"NEO WOOD"は、天然孟宗竹100%の内装材で、塗装仕上にも自然塗料を用いるなど、住まいの健康に配慮し、化学物質過敏症への対策を講じております。

現在、竹炭や竹酢液等、竹を原料にした様々な製品が生まれています。竹酢液は、竹炭を作る過程で得られる熱分解生成物と樹液が水蒸気として排出される際に抽出される液体を、冷却しながら精製したものです。その効果として水道水の浄化、電磁波の遮断、アトピー性皮膚炎の予防、防虫、抗菌効果等があげられております。
4、竹集成材の用途
竹の集成材が利用されている用途として、次のような製品が挙げられます。
まず第一に建築部材用途があり、フローリング、壁材、天井材、床柱、ドア・障子などの建具材、その他化粧板や造作部材として利用されています。
第二に、家具材用途があります。テーブル、椅子、衝立、戸棚などの化粧板として独特の趣を醸し出しています。  
第三に、スポーツ・ レジャー用品があり、スノーボードの心材、練習用の野球バット、アウトドア用折りたたみ椅子、音響機器の化粧板として利用されています。
5、竹集成材の品質性能試験
A . NEO WOODの強度
(平成11年12月15日付 財団法人建材試験センター報告書より )
試験体:NEO WOOD 15mm x 91mm x 610mm
(ウレタン仕上げ) 15mm x 91mm x 1000mm (UVウレタン仕上げ)
試験
項目
単位 結果 試験方法 備考
含水率 平均9.0 フローリングの日本農林規格 (乾燥前重量‐全乾重量)/全乾重量×100
浸漬
剥離
85?100% 同上 剥離しない長さの比率
曲げ mm 平均1.0 同上 載荷29.4N/100mmと68.6N/100mmのたわみ差
磨耗 外観 著しい変化無し 同上 100回転
残留へこみ mm 平均0.12 JIS A 1454 高分子系張り床試験方法
鉛筆硬さ 鉛筆引掻き値 2H JIS K 5400 塗料一般試験方法
すべり
(乾燥状態)
B.P.N 平均74 ASTM E 303 -
すべり
(湿潤状態)
B.P.N 平均15 同上 -
B . NEO WOODのホルムアルデヒド放散量試験
(平成11年5月24日付 財団法人新潟県環境衛生研究所)
基準品目 ホルムアルデヒド放散量(mg/l)  測定の方法
NEOWOOD製品 0.1未満  JIS A 5908
日本農林規格F1品 0.5以下 フローリング及び普通合板規格
C . 木材性能比較表
種類
単位
比重
g/㎝3
圧縮強さ
kg/㎝2
引張り強さ
kg/㎝2
曲げ強さ
kg/㎝2
せん断強さ
kg/㎝2
曲げヤング係数
10kg/㎝2
孟宗竹 0.63 780 1760 1440 170 125
ヒノキ 0.44 400 1200 750 75 90
6. NEO WOOD利用の安全データーについて
①色柄について
NEO WOOD製品は、孟宗竹の青い表皮を除き中身だけを取り出して、円筒状の竹を切削し、平滑な板状に集成加工したものです。従って、孟宗竹そのものとは色も柄も異なっております。NEOWOOD製品は、竹の節と節感の直線的な木目が特徴です。基本的に「自然色」と「炭化色」の2種類の色と、「板目」・「柾目」・「木口」の3種類の柄によって、表情の種類が分けられております。

まず、色の説明をします。「自然色」とは、純粋な竹の中身の色を表し、クリーム色に近い色となっております。また、「炭化色」とは、塗料による着色ではなく、竹を勳煙処理(スチーム)することによって得られる色のことで、こげ茶色に近い色となっております。

つづいて、柄の説明を致します。「板目」とは、竹の円筒構造における円周方向の面を、幅約20㎜に切断して集成した面を表しています。それに対し、「柾目」とは、竹の円筒構造における半径方向の面を幅約5㎜に切断して集成した面を表します。「木口」とは、断面を表しに集成したタイプです。

NEO WOOD製品は「天然孟宗竹」から作られていますので、色調の変化に富み、節がリズミカルに模様を織りなし、 自然の律動を感じさせてくれます。その点、カラー塗料等で塗りつぶさない限り、色柄は均一にはなりません。ご理解の上、ご利用ください。

②反り・収縮について
NEO WOODは非常に反り・収縮が少ない素材ですが、無垢の木材と同様に、利用箇所また施工方法・気候条件によって反り・収縮が出る場合がございます。これは素材の竹が生きている証拠であり、湿気を吸収したり、放出したりするために起こることです。

ですから、床、壁、天井、造作の各納まり部分には、施工箇所に応じて0.5㎜?5㎜程度のクリアランスを取ってください。また、日常的に水がかりの恐れのある場所には、水分を吸い込まないようにウレタン塗装品をお使いください。

NEO WOOD製品は、「健康第一」・「環境保全」を最優先にしてつくられた製品です。若干、動きが生じることをご理解の上、ご利用ください。

③メンテナンスと保管条件
日常のお手入れは乾拭きが望ましいですが、少々のことであれば、洗剤を水で薄めて掃除する分には差し支えありません。その代わり、必ず換気条件を良くし、木部をすばやく乾燥させるように心掛けてください。塗装の補修では、大々的に塗りかえる場合は塗装面を研磨して一旦塗装を剥がし、新たに塗り直す必要がありますが、少々の傷でしたらワックスで充分です。その際は、ワックスの説明に従って、補修してください。

NEO WOOD製品の保管にあたっては、高温多湿の場所、雨露があたるような場所は絶対に避けてください。倉庫・クローゼットなど暗くじめじめしたような場所に収納する場合は、必ず換気及び湿気取りを行うなどして、乾燥条件を整えてください。

④切削加工および釘打ちについて
NEO WOODは含水率を平均9.0%にし、材の強度を保ちながら、機械加工がしやすいように工夫されております。切削加工にあたっては、超硬チップソー及びダイアモンドカッターを使用することをお奨めします。

釘打ちについて注意することは、竹の特性として割裂性が高いことがあげられます。針は直接打ち込むこともできますが、打ち込む箇所により割れが発生しますので、必ずした穴を開けた後に打ってください。

⑤接着剤と塗料について
接着剤はウレタン系を使用することをお奨めします。他の接着剤を使用することもできますが、その際は接着剤メーカーに問い合わせるなどして、性能をご確認ください。塗料につきましては、健康への配慮を第一とする場合、リボス、アウロ、オスモなどの自然塗料をお奨めします。但し、化学系の塗料に比べて作業性、防汚性、速乾性、耐久性の点で劣りますので、ご理解の上、ご利用ください。日常的に水がかりが予想される箇所では、ウレタン系の塗料をご利用ください。
竹集成材の部材加工を主業務としております。
部材をご要望の方は、ご氏名、会社名、寸法、形状、数量等々必要事項ご記入の上、 FAXにてオリエンタル本社 (FAX:0256‐46‐4650) までご連絡下さい。
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